ゼル伝in青学



ゼルダの伝説「風のタクト」を青学キャラでやってみようというコーナーです。
一部抜粋で送らせて頂きます。

1.冒頭部分…inプロロ島
 リンク:乾 アリル:手塚 テトラ:海堂 おばあちゃん:竜崎スミレ 赤シャチ:伴爺…途中、リンク:手塚 アリル:海堂 テトラ:乾なシーンも予定

今日は乾の誕生日
伝説の勇者と同じ年になった乾は、プロロ島の風習により緑の頃も着せられて祝われる予定だった。
その当日、姿が見えない乾を探すように妹役のアリル手塚が2人のおばあちゃん役のスミレに命令され、仕方なく手塚は乾を探していた。

「あいつは何処にいったんだ!!」

祝われる当人が何処にいるのかわからずに、手塚は周りを見回しながら島を歩き始める。

「大体、何故、俺が乾の妹役に甘んじなければならないんだ!!」

部長は今回の役割に、とーってもご不満なようですねー

「どちらかといえば、俺のほうが兄であろう」

ブツブツと怒りマークを浮かべて、乾を探す手塚。
島の人たちは手塚が恐くて近づかない。

「いや、それよりもだ………」

ん?何やらよからぬことを思いついたのか、手塚の表情が微妙に分からない程度に崩れている。

「俺がリンクで乾がテトラが良いのではないか?そうだ、それが良い!!おい、配役担当!!」

ちょ、ちょっと…そこのお兄さん…いや、今は妹役だからお嬢さん?(ウェッ)

「何だ?早くしろ」

いやいや、早くしろと言われましてもねー、今更配役を変えるってわけにも…それにねー

「それに、何だ?」

んー、その配役でいけば、テトラ役の海堂君がアリル役になるんだよねー

「それがどうしたというのだ」

そうなれば、それはもう自動的に……

--配役切り替え 予想--

「ああっ!!」
「どうしました、部長」

本編よりも進んで、海堂が手塚を見つけ、一度家に帰った手塚が緑の服に着替えて、見張り台へと戻り、海堂に貰った望遠鏡を見ていた時のシーンだ。

「乾が、怪鳥に連れていかれている」
「なっ!!」
「妖精の森に落とされてしまった。こうしてはおれん、助けに行かなくては!!」
「部長」

見張り台から降りようと階段に向かおうとした手塚の前に、海堂が両手を広げてそれを阻む。

「海堂、どうした?乾は危ないんだぞ」
「わかってます」
「ならば…」
「部長は今日のこの島の主役です。その部長に、危険な場所に行かせるわけには行きません!!」
「海堂…」
「なので、俺が乾先輩を救出に行きます!!」
「…それは出来ない」
「どうしてっすか?」
「お前は俺の妹役であろう、妹であるお前をそれこそ危険なところになんか…」
「とか言って、俺を先輩に近づけさせないためでしょう」
「それを言うなら、お前こそそうではないか!!」
「俺と先輩が恋人同士なんですよ、ここは俺が助けに行くのが筋じゃないですか」
「何を言う、俺と乾は生まれた頃からの仲だぞ、ここ最近出てきた奴などに筋を語られる覚えはないわ!!」
「やるんっすか?」
「やるか…」

ってことになって、乾救出どころではなさそうだから、却下。

「ムっ…それは海堂がシナオリを無視するのが悪いのではないか」

そうかもしれないけど、それにその前に、その配役だと不満を訴える人が後ろに……

「それだったら、俺がリンクで乾先輩がテトラでもいいじゃないですか」

あのー、海堂君の出番はまだ先だし、君、確か怪鳥に捕まってるはずだよね?

「それだと俺が海堂の妹になってしまうではないか、本来の年齢考えてもそれはおかしいだろう」
「なら、妹は葉末にしてもらいます。それならいいじゃないですか」
「なら、俺はどうなるというんだ!!」

もしもし…話を聞いてくれないのね…(泣)

「やっぱり部長は、ラスボスでしょ」
「ふざけるな!!」
「乾先輩を欲しがってるけど、先輩に嫌がられる役、ばっちりじゃないですか」
「海堂、そんなにまで俺と勝負するというのか…」
「負けませんよ、部長」

あー、話を進めさせて欲しいなー

「ねぇねぇ、配役さん」

あの…現在、魔獣島にいるはずの不二さん何でしょう…

「あのさ、乾ってば待ちくたびれて見張り台で本当に寝ちゃったんだよね。それでさ、僕、思わず写しえの箱DXで写真撮ってフィギュア作っちゃった」

ああ…それはまだまだ出る予定では…というか、アナタもここにいてはいけないのですが…

「そんなことより、早くしないと乾がキレるよ?」

そんなことはあの2人に言ってください。

「仕方ないな、手塚」
「不二、今は忙しいんだ。後にしろ」
「そう?折角、乾が見張り台で熟睡してて、可愛い寝顔を惜しみなく見せてくれてるよ……って、走っていっちゃったね」
「俺も…」
「ダメだよ、海堂。君は出番待ちでしょ」
「クッ」
「それに寝てる乾に何かしたら、乾がキレるから安心しなよ」
「……そっすね。じゃ、戻ります」

有難うございます。無事、本編に戻れそうです。

「いいよ、その代わり出番までタカさんと牢屋プレイってのも楽しいかなと思ってるから……」

わかりました、それまで誰もいれません。

「じゃあね」

ようやく不二も退場し、ストーリーを進めることが出来そうです。

「乾」

無事、見張り台に到着してくれた手塚。
熟睡してる乾を見て、うっとりしている。勿論、見る人にしかわからない話ではあるが……
それでも気配や危険などに敏感な動物、この場合、カモメはその手塚の様子に引いてしまい、本来なら周りには沢山のカモメがいないといけないのに、全て遠くから様子を見ていた。

「乾、いっそこのまま話をすすめずに、連れて帰るってのもいいかもな…」
「わーっ!!な、何だ?」
「乾?」
「手塚か…何かしたか?寝てたら急に悪寒がゾゾーッと背筋を這い上がってきて、目が覚めてしまったんだが…」
「い、いや、何も…」

何かしようと思った手塚に危険を感じたのか、乾がガバっと勢いよく起きだした。

「で、どうしたんだ手塚?それに、何でこんなところに俺はいるんだ?」
「乾、眠って全部忘れるんじゃない」
「え?……あー、そっか…」

そうです、今はゼル伝の真っ最中。
忘れないでね、乾さん。

「ということでだ、竜崎先生が呼んでる。早く家に戻れ」
「あー、はいはい。でも、あれ嫌だよね。緑の服って、何とかならない配役さん」

えー、そうですね…それじゃ緑の服の変わりにレギュラージャージで行きますか?

「そっちがいいな」

わかりました、では家のほうにはレギュジャをご用意をしておきます。

「有難う、じゃあ、手塚。一度、家に戻るよ」
「ああ、俺はもう少しここにいることにしよう、脚本にそう書いてるからな」
「手塚、最後のとこは言う必要ないぞ」
「ふむ、わかった」

顰め面で呟く手塚を見届けて、乾は家へ…

「おう、乾。遅かったじゃないか」
「はぁ、何か手塚が色々と難癖をつけてたらしくて」
「ふう、あやつも困ったものだのう」
「はい」
「でな、服がこれに変わったので、これを着なさい。それで、着たら手塚を迎えに行ってくれ」
「わかりました」

無事、届けられたレギュラージャージを着て、乾はまた見張り台に戻っていく。

「手塚」
「これをやる」
「これって、望遠鏡?」
「ああ、そう書いてる。それで、ポストを見ろ」
「はいはい…」

言われるままに、乾が望遠鏡を覗く。
ポストの前にはポストマンが…空を見て、異様に驚いている。

「何だ?」

ポストマンの視線に合わせて、乾も空を見上げる。

「あっ、海堂!!」
「放っておけ」

まだ、先ほどの言い合いが尾を引いているらしく、手塚がそっけなく言い放つ。

「そんなわけにいかないだろ。ちょっと森まで行ってくるよ」

怪鳥の捕まっていた海堂が、妖精の森の木に引っかかっているのを見て乾は助けにいくために見張り台を降りようとする。

「何か武器を持っていくんだぞ」
「ああ」

手塚に言われ、乾は赤シャチの家に…

「やぁやぁ、これは青学の乾君じゃないですかー」
「山吹の…」
「武器ですか?はい、どうぞ」
「有難うございます」
「では、頑張ってくださいね」
「はい」

唖然としながらも、完全に伴爺にペースを乱されたまま乾は妖精の森に海堂を助けに行った。

「青学の学際の演劇予定なのに、何故、山吹の顧問がいるんだ?」

それはね、友情出演だからです。

Fin