St.Valentines Day



海堂 薫、13歳。
中学1年のこの年まで、テニスばっかりしていて、家のことはからっきし出来ない女の子。
そんな彼女が、意を決してリビングのドアをくぐる。

「お母さん、チョコの作り方教えて!!」

リビングのソファに座ってる母親の前に、手作りチョコの本を差し出す。
ひっそり買って帰って部屋で見ていたのだが専門用語が出てきたら、全く料理をしない人間には意味がわからないものだった。

「珍しいわね、薫が自分から台所に入ろうとするなんて」

娘の出した本を手にとって、立ち上がる。

「誰にあげるのかしらね?」

中学校に入ってから、女の子らしくなってきた娘の変化を微笑ましく思いながら、楽しそうに話す。
薫の母、穂摘の夢は娘とこうやって、友達のような感覚で好きな男の話をしたりすることであった。

「誰って、別に…、お父さんとか…」

母の言葉に真っ赤になった薫がしどろもどろになりながら誤魔化すように口を開く。

「あれ、お母さんはてっきり乾君にあげるかと思ってたわ」

いつも遅くなる娘を送ってきてくれる、娘よりも一つ上の少年(見た目は既に青年だが…)の名前を口にする。
年の割りにしっかりした好青年で、娘のとのことも真剣に考えて付き合ってくれているその少年はこの母のみならず、彼女の家族の大のお気に入りだった。

「なっ…、乾先輩はそんなんじゃ…」

真っ赤になって言い訳を始める薫を穂摘は楽しそうに見つめる。

「…お母さんの意地悪」

恥ずかしそうに俯きながら呟く姿は恋する乙女そのもので、穂摘もこれは頑張らないとと、今から始める手作りチョコ講座に燃える。

「どんなチョコ、作るの?」

娘を横に座らせて、二人で雑誌を広げて色々とある種類を見る。

「乾君って、大人っぽいしこんなのとか似合いそうね…」
「お母さん、先輩はまだ未成年だけど…」

母の指したチョコがブランデー入りのトリュフだったので、薫は呆れたように声をかける。
確かに見た目は成人男性と変わらないけど…

「そうだったわね」

すっかり失念してたらしい穂摘が誤魔化すように笑う。

「じゃあ、このチョコの中味を変えてみたら?」
「中味?」
「そう、例えばね…」

母の提案にのって、二人で買い物に行く。
今日は母の特訓を受けそうな薫であった。


バレンタインまでの一週間、母の猛特訓を受けている娘だが、元々、料理はしたことない上に不器用なので、日増しに指に絆創膏が増えていくばかり、流石にその傷の多さに始めはクラブで怪我でもしてたのかと思ってた乾もおかしく思うようになっていた。
いつものようにクラブの後、薫は学校内でそのまま自主練に励む。
そして、乾もいつものように本日のデーターとメニューのチェックをしている。
お互い、そういう理由で帰る時間が同じくらいになるのがお互いを意識し始めるきっかけになった。
学校内とはいえ、クラブの後だと時間も遅い。
心配性な彼氏の言葉により、薫は誰もいなくなった男子テニス部の周辺で練習することになっている。ようするに、乾の目の届く範囲にいることというのが彼の条件だったからだ。
この日も自主練を終えた薫が乾の待つ、男子テニス部の部室に向かう。
女子部のほうは既に先輩たちが帰っていて、入れなくなっている。
部活終了後、薫は荷物を乾に預けて練習を始めている。
男子テニス部のほうは、乾が部室の合鍵を二年生にして持っているのであいているからだ。

「終わったみたいだね」

遠慮がちに入ってきた薫に乾が声をかける。
乾のほうも大体は終わったらしく、ノートを閉じていた。

「はい」
「じゃ、俺出てるから」

薫が着替えやすいようにと、彼女が戻ってきたら乾は入れ替わりに部室を出る。

「終わったら、声かけて」
「はい。いつもスミマセン、先輩」

冬になって外は寒いというのに、出て行かせてしまっていることに罪悪感を覚えて薫が謝る。
けれど、そんなこと何とも思うはずもない彼氏は

「俺が好きでやてることだから、薫は気にしなくていいよ」

そう言って、彼女のサラサラな黒髪に手を差し入れ撫でる。
そのまま一房掴んで、唇を寄せる。
まだ幼い恋人の頬が朱に染まったのを見て、彼は手を離し部室を出て行った。
しばらくして、制服に着替え終わった薫が部室のドアから顔を覗かせる。

「寒くなかったですか?」
「大丈夫だよ」

制服の上にブルーの淡いブルーのダッフルコートを着て出てきた薫を、少し待たせて乾も部室にある自分の荷物を取って戸締りをする。

「帰ろうか」
「はい」

乾が部室から出てきて歩き出す。
薫も合わせて歩き出して、二人は自然と手を繋いだ。

「ねぇ、薫」

帰り道、乾が薫の手を自分の手ごと持ち上げる。

「何ですか?」
「近頃、薫の手、傷だらけなんだけど、どうかした?」

心配なんだけど?
と囁く乾に

「えっ、別に何も…」

嘘をつくのが苦手な少女は言葉に詰まっていた。

「…今は秘密です」

心配そうに自分を見つめる恋人に、薫はすこし考え込んでから、そうきっぱりと言い切った。

「今は…?」
「はい。もうすぐしたらわかりますから」

それまで待っててくださいね。
自分より随分背の高い彼に腰を降ろしてもらって、耳元で囁いた。


本番当日
朝から、薫は緊張していた。
渡す時間帯は二人になれるクラブの後と決めていたから問題はないけど、後は…
そう、あの料理が上手な彼氏が美味しいって言ってくれるかだった。
それに男子テニス部部長と人気を二分する彼のことだから、チョコも一杯貰ってるに違いない。
そうなると自分のなんかよりも、もっと美味しいチョコもたくさんあるだろうから、こんなチョコなんか貰ってもらえないかもと不安だった。
それでも精一杯作ったチョコを渡そうと、緊張したまま彼女はその日、一日を過ごした。
時間は経過して、放課後
部活動の時間なので、薫はいつも通りに部室へと向かう。
そして…

「休み?」

部室に入った瞬間、先輩に言われた言葉を疑問符でもって反芻する。

「そう、不二と菊がね…」

不二と菊というのはこの青学女子テニス部の現在の部長と副部長である。(何を考えてこの二人に部を任したんだろうか…)

「バレンタインはデートって決まってるから、部活は休みですって」

顧問も勝てないこのコンビにそれだけの理由で休みになる女子部。
本当にこんなんで全国狙えるんだろうか?
目指すは男女テニス部、ペア優勝!!
とか、言ってる本人たちがあれでは甚だ不安で仕方ない薫だった。
そんなわけで、二年の先輩に無理やり部室を追い出された薫は、どうしようもないので男子部に向かう。
チョコを乾に渡すまでは帰れないし、どっちにしろ乾に声だけはかける必要があったからだ。

「薫」
「先輩、部活は?」

男子テニス部のコート付近で突然声をかけられた薫は、乾の姿を認めて驚く。

「う〜ん、休みになるんじゃないかな?」
「えっ?」
「ほら」

そう言った乾の指した先、そこでは…

「ダメだと言ってるだろうが」
「えー」
「何でよ、ケチ!!」

と言い争っている、男子部部長と女子部正副部長。
女子部部長の不二、副部長の菊丸の彼氏はこの男子テニス部員。
なので勿論、女子部を休みにしたところで男子部が部活をすればデートはパーになる。
そのため、彼女たちは休みを告げたと同時にこの男子部にやってきて、真面目な男子テニス部部長である手塚と争っている。
でもって、二人の彼氏、男テニ副部長の大石と河村はと言うと…
三人の周りでオロオロするばかり。

「部長…」

そこまでしてデートしたいんですか?
目の前の光景にそう突っ込みたくなる薫だった。

「手塚もいい加減、諦めたらいいのにな」

だいぶ前から行われていたらしく、乾が呆れたような声を出す。

「先輩は何してるんですか?」

彼の友人である手塚、大石、河村の三人が少し離れたところで不二と菊丸と言い争ってるのに、乾は一人でこんなところにいることに疑問を感じた薫が口を開く。

「何って、傍観」

巻き込まれたら大変でしょ。
笑ってあっさりと言う乾に

「助けてあげなくていいんですか?」

手塚さんは先輩の親友なんでしょう?
そう思って訊ねるが

「不二と菊を敵にまわすほうが怖いからね」

と、返された。

「おっ、決着がついたみたいだな」

乾の声に薫も視線をそちらへ移す。
そこでは、苦虫を噛み潰したような顔の手塚と、ヤッターと手をあげて飛び跳ねている不二と菊丸がいて、この勝負の行方は一目瞭然だった。

「薫、部室前で待ってて」

手塚が部員を集合させたのを見て。乾もコートに向かう。
薫は乾の言葉通りに部室へと行こうとして…

「あっ、かおちゃんだ〜」
「海堂さんもデート?」



「部長…に、副部長…」

さっきまで手塚とやりあっていた二人に捕まった。

「かおちゃんも乾とデートなんだ〜」
「じゃ、待ってる間、一緒にいようね」

先輩、早く戻ってきてください…
乾が戻ってくるまでの間、この二人の相手をする事になった薫は乾が早く戻ってくることを祈るしかなかった。

「…大石、河村…」

その頃、男子テニス部のコートでは、今日の部活動が休みになったのを告げ解散した後、大石、河村、乾、手塚の四人が残っていた。

「ごめん」
「ごめんね、手塚」

自分たちの彼女の暴挙のせいで休みになったことに、罪悪感を覚える良識人な二人はしきりに手塚に謝っていた。

「この二人だって、あいつらを止めることは出来ないんだから、諦めろって」

眉間に皺を刻んで、渋い顔で二人の前に腕を組んで立ってる手塚に、横にいた乾が声をかける。

「乾。お前も、ずっと外で傍観していたな…」

散々、不二と菊丸にケチだのなんだのといわれ続けていた手塚は、一人、傍観を決め込んでいた親友へと向き直る。

「いや…俺がいっても邪魔かと思ってさ…」

矛先が自分に向いたことに気づいた乾がザザッと1歩さがる。

「それに、どんなに頑張ってもあいつらには勝てないだろ」

喚いて、脅して、泣きマネして…とあらゆる手段でもって、自分たちの意見を相手にも飲ませる不二と菊丸の性格を把握してる乾にしてみれば、争うだけ時間の無駄なのだ。

「……」

それは手塚もわかっていることみたいで、反論もせず黙っている。

「…もういいだろう。これ以上、あいつらを待たせると余計に煩くなる」

たぶん部室前で騒いでるであろう二人を想像して、頭が痛くなってきた手塚だった。

「悪いな、手塚」
「明日、いくらでも校庭走るから」

そういい残して、大石と河村はバタバタと走っていった。

「お前はいいのか?」

1年下の女テニの少女と付き合ってることを知っている手塚が、横でヒラヒラと手を振っている乾に問う。

「俺?俺んとこはあいつらんとこと違って、優しいから」

待たせて怒るような子じゃないんだな。
とおちゃらけたように言う乾に

「誰も惚気てくれとは言ってない」

と、呆れ顔の手塚が返した。

「とはいえ、待たせてることに違いはないだろう?」

早く言ってやれと、優しい言葉をかける親友に

「お前は?」

と問い返す。

「俺は、職員室に行って、先生に休みになったことを報告する必要があるからな」
「手伝うか?」
「いや、大丈夫だ」

さりげない優しさを持つ親友の言葉に、フッと口元を緩める手塚。

「折角の休みだ。大事に使え」

親友の背中をポンッと叩いて、コートを出る。

「サンキュ」

クスッとさり気ない気遣いに笑みを零し、乾もまたコートを出る。

「待たせたね」

部室の前で、一人で待っていた薫に乾は声をかける。

「今日、家に来ない?」

突然空いた時間。
初めからわかっていれば、色々と計画も練れたけど……

「…お邪魔でなければ」

二人っきりでなければ到底渡すことなど出来そうにないチョコ。
乾の家なら、二人だけでいられるから。

「じゃ、帰るか」
「はい」

差し出された手を迷うことなく握り締めて、二人で仲良く家路を辿る。


相変わらず、誰もいない乾の家。
初めて上がらせてもらった日から、けっこうな月日が流れているけれど薫はいまだに乾の家族を見たことがなかった。

「お邪魔します」

誰もいない家であっても、礼儀正しい薫は律儀に挨拶をする。
そんな薫の様子を、乾はいつも優しい眼差しで見つめる。
不器用で人見知りの激しい少女の内面の純粋さに、いつも彼は惹かれてやまないのだ。
乾の促され、乾の部屋に招かれる。

「ごめんね、汚い部屋で」

色んなものが散乱してる部屋に、乾が苦笑を漏らして謝るが、薫は横に首をふる。
乾の部屋は確かに散らかっているが、決して汚れているわけではない。
色んなところに、ノートや雑誌や本などが散らばっているだけで、埃が溜まってるだとかゴミが転がってるというわけではないから、一般の男子中学生に比べたらよっぽどマシな部屋だろう。
部屋に通されて、コートをハンガーにかけた後、乾が飲み物を取りにいってしまったので、薫は彼の迷惑にならない程度に散乱してるものを片付け始める。
同じサイズの雑誌、本、ノートを揃えて一まとめにする。
それを歩くのに邪魔にならないところに置く。
勝手に本棚や机の中にしまうと、後で乾が必要になったとき探すことになったら大変なので、彼女はそれ以上のことはしないようにしている。

「片付けてくれたんだ、有難う」

マグカップを持って入ってきた乾の目に、一まとめにされた床に散らばっていた本たちが写る。
相手の迷惑にならない程度にと配慮する彼女のこういうところが乾はとても好きだったりする。
押し付けることもない、薫のそういう優しさを乾は大事にしようと思っていた。
ほんと、大和撫子って言葉がよく似合う子だよな。
そう常々、乾は薫といる度に実感していた。

「はい、ココアでいいよね?」
「有難うございます」

ベッドに座ってる薫に二つあるカップのうちの一つを渡して、自分も隣に腰掛ける。
隣に座った乾の持つカップにはコーヒーが入っていて、

「先輩、ブラックは体に悪いですよ?」

ミルクも砂糖も入れずに飲む乾を心配そうに見つめる。

「心配してくれるんだ、有難う」

でも、飲むんですよね…
大丈夫とでもいうように優しく撫でる手を感じながら、薫は一つ溜息を吐く。
たぶん、それに乾も気づいただろうけど、分が悪いせいか見て見ぬ振りをしている。
本当にズルイ…
自分が心配だと思うことはさせようとしないのに、私が心配だって言っても聞いてくれない。
大人びてるくせに、無茶をするのが得意な彼を自分がどんな思いで見てるかなんて、きっとこの人は気づいてない。
普段は鬱陶しいくらいにマメなくせに、自分のこととなると無頓着になるこの人が、それでも愛しい。
いつも余裕で大人っぽい彼の、そんな子供みたいに心配かけてくる一面が年相応に可愛くて、好きだという想いは膨らむばかり。
自分ばかりが、彼を好きで…
ちょっとだけ、ムカツク…
それでも、好きだけど

「先輩、チョコ貰いました?」

朝からずっと気になってたことを訊ねる。
貰ってないわけはないんだろうけど……

「貰ってないよ」
「えっ?」
「全部、断ったよ」

君がいるのに、貰うわけないでしょ。
驚いてる薫の耳元で囁いて、華奢な体を抱きしめる。

「欲しいのは、一人だけだからね」

朝からバカみたいにドキドキした自分を思い出して、乾が苦笑する。
こんな自分は、彼女と逢うまで知らなかった。
誰かを愛しいと思う気持ちも、大切にしていきたいという想いも、全部、彼女に教えられた。
ただ一人、だれよりも愛しい恋人からのチョコが欲しかったのだと素直に告白する。

「あの…先輩…」

ちょっと待っててくださいね。
そう前置きしてから、乾の横を離れコートの下に置いた鞄に駆け寄る。
中をゴソゴソと漁って、お目当てのものを取り出す。

「これ…その…」

先ほどの位置に戻って、乾の目の前に差し出す。

「くれるの、有難う」

淡いブルーの包装紙に包まれた箱を受け取る。

「あけていい?」

優しい声で問えば、恥ずかしさに俯いた顔が一回上下に動く。
濃いブルーのリボンを解いて、包装紙を破らないように慎重にあける。
中から出てきた蓋をあけると、

「ホワイトチョコなんだ」

中から出てきたのは、ホワイトチョコのトリュフ。

「食べていいんだよね?」

中のチョコの一つをつまみ、確認してから口元に運ぶ。
パクっと口に放り込み、噛む。

「美味しいよ」

上目遣いに心配そうに見つめてくる瞳を見つめて笑いかける。
すると、薫はホッとしたように息を吐いた。

「これ、中に入ってるのラズベリーソース?」
「はい、こうやって割ったら…」

箱の中の一つを、半分に割る。
白いチョコの間から流れ出てくる赤いソース。
思わず浮かんだものを口にしようとして、乾は口を噤む。
この場面でそんなことを言った時には、別れるとか言われる確立が高かったからだ。

「凄いね」

中の一つをもう一つ、口に含み誤魔化すように話しかける。

「そんなことないです」

先輩に比べたら、全然…
手についた傷を見て、笑う。

「もしかして、その傷ってコレのせい?」

最近、増えた傷の理由に思い至って、乾が訪ねると小さく頷く姿が見えた。

「痛かっただろ?」

彼女の小さな手を取り、傷に接吻ける。

「大丈夫です」

傷の一つ一つに唇を落としていく乾を、頬を朱に染めながら見つめる。

「薫…」

薫の手を自分の顔の右横に持ってきて、そっと手の甲に接吻ける。
目の前のその光景がまるで、映画のワンシーンのようで薫はドキドキしながらそれを見つめている。
ふっと離された手がスローモーションのように降りていくのが目に入る。
けれども、頬に伸ばされた手に意識が向いてしまった少女にそれは見えていなかった。
ポスンと音がして、薫の手がシーツに当たる。
それを理解することなく、少女は降りてきた唇を受け止めた。
啄むように接吻けられ、何度も唇を重ね合わせる。

「好きだよ」

たくさんの傷を作ってまで、こんな自分のためにチョコを作ってくれた君が。
息を継ぐ、彼女の体を優しく抱きとめる。
長い髪に手を差し入れて、宥めるように梳き始める。
伝えきれない程に溢れる想いを語るように、彼女の髪・額・頬と唇を押し当てる。

「私も好きです」

目を瞑って彼からのキスを受け止めていた彼女が、花が綻ぶように微笑む。
開いた意志の強い瞳を閉じるように、その瞳にキスをして、彼女の瞳が閉じた同時に、もう一度、唇を重ねた。


溢れる気持ちは
彼女(彼)だけに流れ続ける

Fin